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サービスナウ、ChatGPT内で業務実行 オープンAIと提携拡大

サービスナウは10月28日、オープンAIとの提携を拡大し、企業の既存の承認手続きを守りながらChatGPT内でサービスナウのワークフローを実行できるプラグインを公開した。共同セキュリティー製品は2027年1月に早期提供、Codexは2027年にAI Workflow Factoryへ搭載される。

米企業向けソフトウエア大手のサービスナウ(ServiceNow)は10月28日(現地時間)、オープンAIとの提携を拡大し、ChatGPTの中から同社のワークフローを実行できるようにしたと発表した。オープンAIのマーケットプレイスで公開されたサービスナウのプラグインを使えば、ChatGPTを離れずに類似インシデントの検索、変更リスクの評価、レコードの更新ができる。実際の実行と統制はサービスナウ側が担う。

米カリフォルニア州サンタクララにあるサービスナウ本社ビル
米カリフォルニア州サンタクララのサービスナウ本社(資料写真) · 사진: Satyaki.snow / 위키미디어 공용(CC BY-SA 4.0)

ポイント

  • ChatGPT向けサービスナウMCPプラグインは既に利用でき、機能強化版は2026年末までに提供される。
  • 両社が共同開発するセキュリティー製品は2027年1月に早期提供、2027年4〜6月期に一般提供を予定する。
  • オープンAIの「Codex」は2027年に「AI Workflow Factory」へ、音声機能は2027年1〜3月期にAIガバナンス製品へ搭載される。

ChatGPTのサービスナウ・プラグインの仕組み

サービスナウの発表によると、オープンAIのエージェントは「Action Fabric(アクション・ファブリック)」と呼ぶ接続層を通じてサービスナウのワークフローにアクセスする。ChatGPTからの指示も、企業が設定済みの権限と承認手続きをそのまま経る。

設計の要は役割分担である。対話と推論はChatGPTが、変更の実行と記録はサービスナウが受け持つ。サービスナウは、より高度な対話型のプラグイン拡張機能もプレビュー版として公開する計画だ。

オープンAIのグレッグ・ブロックマン社長兼共同創業者は「AIは、企業が依存するシステムの中で人々が実際に仕事をさせられるとき、より役に立つ」と述べた。

オープンAIとサービスナウの共同セキュリティー製品

両社は、オープンAIのサイバーセキュリティー技術と、サービスナウが持つ資産・アクセス権限・企業の業務文脈のデータを組み合わせた製品を開発している。攻撃経路の特定、優先順位付け、検証、対策を支援するのが狙いだ。

サービスナウは、1回のコードベース・スキャンで脆弱性が1万件から10万件以上見つかることがあると課題の規模を説明した。オープンAIのセキュリティー用途向け審査制プログラム「Trusted Access for Cyber」にも参加した。

Codex、音声、コントロールタワー

Codexは、サービスナウの業務文脈を生かしてアプリを開発する「AI Workflow Factory」に組み込まれる。オープンAIのモデルは、レガシーアプリの刷新を支援するサービスナウの「Build Agent」と「Autonomous Engineer」も動かす。

「Super Intelligence Control Tower」には音声機能のプレビューが加わる予定だ。リスク管理の担当者がAIの利用事例を口頭で説明すると、エージェントが評価項目を事前入力し、追加の質問をし、リスク評価を付ける。オープンAIは、サービスナウが新設した「Control Tower Alliance」の創設メンバーにもなる。

互いの製品を社内でも使う。オープンAIは業務全般にサービスナウを導入し、サービスナウは従業員に「ChatGPT Work」とCodexを提供する計画である。

背景:モデル供給から業務連携へ

今回の発表は、2026年1月20日に結んだ複数年の提携契約の延長線上にある。この契約でオープンAIのモデルは、サービスナウの顧客が優先的に選べるAIモデルとなった。1月の契約がオープンAIのモデルをサービスナウに組み込むことに重点を置いたのに対し、今回はサービスナウの実行機能をオープンAIの製品側に持ち込んだ形だ。

規模も大きい。サービスナウによると、同社のプラットフォームでは年間1000億件を超えるワークフローが動いている。ビル・マクダーモット会長兼最高経営責任者(CEO)は「業界を定義する2つのイノベーターが手を組むとき、ビジネス変革の新たな章が始まる」と語った。

今後の見通し

発表の大半はロードマップである。プラグインの機能強化は年末まで、コントロールタワーの音声機能は2027年1〜3月期、セキュリティー製品の早期提供は2027年1月、Codexの搭載は2027年中とされた。両社は価格や契約金額を明らかにしていない。

よくある質問

今すぐChatGPTからサービスナウを使えるのか。
使える。サービスナウによると、MCPプラグインは現在オープンAIのマーケットプレイスで提供されており、機能強化版は2026年末までに出る。

ChatGPTはサービスナウの承認手続きを飛ばすのか。
飛ばさない。サービスナウは、操作はすべてAction Fabricを経由して企業の既存の権限・承認手続きに従い、実行と統制はサービスナウが担うと説明している。

共同セキュリティー製品はいつ出るのか。
2027年1月に早期提供を始め、2027年4〜6月期に一般提供する計画だ。

参考資料

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チ
チョン・スン
AI Newsway · 開発者

AI Newswayの編集責任者です。AI、開発ツール、クラウド、生産性テクノロジーの記事を執筆しています。

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