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GitHubのPR、4割超がAIエージェント起点に Fusion発表

GitHubは10月28日公開のOctoverse報告書で、2026年9月のプルリクエストの40%超がAIエージェントを起点としていたと明らかにした。3月の17%から急増した。同日のUniverseでは、タスクごとにAIモデルを選び分けるCopilot Fusionを発表した。

米GitHubは2026年10月28日、年次報告書「Octoverse(オクトバース)」を公開し、AIエージェントが起点となったプルリクエスト(PR)の割合が同年9月に40%を超えたと明らかにした。3月の17%から半年で2倍以上に伸びた。同日、米サンフランシスコで開幕した年次イベント「GitHub Universe」では、タスクごとにAIモデルを選び分ける「Copilot Fusion」を発表した。

暗いパソコン画面に表示されたCSSコード
パソコン画面に表示されたCSSコード(資料写真)。사진: Sai Kiran Anagani _imkiran / 위키미디어 공용(CC0 1.0)

要点

  • 9月にエージェントが作成したPRは約1億1000万件で、3月の約6倍に達した。
  • Octoverseの集計年度(9月30日までの12カ月)にマージされたPRは13億件と、前年の5億3800万件から2倍超に増えた。
  • GitHubは、Copilot Fusionの最上位「Max」がClaude Opus 5.5 Maxに2ポイント以内まで迫り、コストは半分だと主張している。

GitHubのPR、AIエージェントはどれだけ作っているか

Octoverseの集計期間は2025年10月1日から2026年9月30日までである。この間、エージェントを起点とするPRの割合は3月の17%から9月には40%超へと上昇した。

コミット数は前年の約2.7倍、GitHub Actionsのジョブ数は3倍超に膨らんだ。マージされたPRは1日平均350万件である。

Octoverse年度別のGitHub利用状況(各年9月30日までの12カ月、GitHub集計)
項目2024年2025年2026年
プッシュ52億67億179億
コミット100億129億343億
マージされたPR4億200万5億3800万13億
GitHub Actionsのジョブ80億140億454億

Copilotの月間アクティブユーザーの55%がエージェント機能を使っており、1年前の35%から上昇した。Copilotのクラウドエージェント利用量は前年比230%増えた。GitHub上の日本の開発者は9月時点で715万人に上る。

Copilot Fusionとは 複数のAIモデルを自動で振り分け

Copilot Fusionは、タスクをどのモデルで処理するかを自ら判断する仕組みだ。米テック媒体The New Stackによると、開発者はStandard、High、Maxの3段階から選ぶ。1つのモデルに任せる、不十分な回答を上位モデルに回す、あるモデルの結果を別のモデルに検証させる、といった使い分けを行う。

マイクロソフトでCoreAI部門を率いるジェイ・パリク上級副社長(EVP)は基調ブログで、Fusion MaxがArtificial Analysisのコーディングエージェント指数でClaude Opus 5.5 Maxとの差を2ポイント以内に収めたと説明した。コストは半分、タスク当たりの所要時間は40%短いという。いずれもGitHub自身の数値である。管理者はFusionが選べるモデルを制限できる。

GitHubによると、9月にモデルを自ら選んだCopilot利用者の61%が2つ以上のモデルを使っていた。

コードレビューに「Max」、企業向けはAIクレジット課金

Copilotのコードレビューには、既存のLite、Balancedに加えてMaxが加わった。GitHubは、MaxがReviewBenchの重大度の高い問題の検出で最も高いF1スコアを記録したとしている。

10月28日からGitHub Enterpriseの顧客は、Copilotの別契約なしでアプリやコードレビュー、自動化などの機能を使え、利用したAIクレジット分を支払う。現在は営業経由での提供で、セルフサービスでの申し込みは「近く」開始する。

背景 エージェント時代に向けたインフラ増強

GitHubは2026年に入ってCPUコア400万個、高速ストレージ160ペタバイト、毎秒50テラビットのネットワーク容量を追加したと明らかにした。Azureのマルチリージョン構成への移行は来年初めに完了する見通しだ。

パリク氏は「重要なのは、より多くのコードではなく、完了した仕事だ」と記した。GitHub元CEOのトーマス・ドムケ氏が率いるスタートアップEntireも今週、エージェント向けのコード基盤を公開しており、競争は激しくなっている。

今後の焦点

Universeは10月29日まで開かれる。焦点は、外部のベンチマークがFusionのコスト面の主張を再現できるか、そしてエージェントが書くPRが全体の半分に迫るなかでコードレビューが追いつけるかである。

よくある質問

GitHubのPRのうちAIエージェントによるものはどのくらいか

GitHubのOctoverse報告書によると、2026年9月のPRの40%超がエージェントを起点としていた。3月は17%だった。

Copilot FusionはClaude Codeより安いのか

GitHubは、Fusion Maxのタスク当たりコストがOpus 5.5 Maxを使うClaude Codeの約半分だと主張している。第三者による検証はまだない。

GitHub EnterpriseではCopilotの別契約が必要か

10月28日以降は不要で、利用したAIクレジット分を支払う形になる。

参考資料

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チ
チョン・スン
AI Newsway · 開発者

AI Newswayの編集責任者です。AI、開発ツール、クラウド、生産性テクノロジーの記事を執筆しています。

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