ChatGPT Images 2.6、プロンプトからGIF作成 API新モデルも
OpenAIは11月4日、ChatGPT Images 2.6を公開した。アニメーションGIFの作成や参照画像の再利用に対応し、APIモデルGPT-Image-2.6 FlareとSunburstを投入。画像生成は50%高速化したとしている。
OpenAIは11月4日(現地時間)、画像生成機能の新版「ChatGPT Images 2.6」を公開した。テキストのプロンプトや既存の画像からアニメーションGIFを作れるようになったのが最大の特徴だ。開発者向けには新しいAPIモデル「GPT-Image-2.6 Flare」と「GPT-Image-2.6 Sunburst」も投入した。同社は画像生成が50%高速化したとし、Flareは「最短6秒」で画像を生成するという。
発表はOpenAI開発者コミュニティへの投稿と、同日付のAPI変更履歴(changelog)で明らかにされた。9月8日の「Images 2.5」から8週間での更新となる。
ポイント
- ChatGPTでプロンプトや画像からGIFを作成でき、再生速度の調整やフレームごとの編集が可能になった。
- 自分自身やペット、キャラクターの参照画像を保存し、再アップロードせずに新しい画像へ使い回せる。
- APIには既定値が「high」の複雑度(complexity)設定、SVG出力、マークアップによる編集が加わった。トークン単価は2.5と同じだ。

ChatGPTでGIF作成、1コマ単位で修正
OpenAIは発表で「ChatGPT Images 2.6で、プロンプトや画像をアニメーションGIFに変えられる。速度を調整し、個々のフレームを編集して、ループで共有できる」と説明した。フレーム単位で直せるため、一部の不自然なコマのために全体を作り直す手間が減る。
参照画像の保存機能も加わった。自分の顔やペット、キャラクターの画像を一度保存すれば、新たな作品のたびにアップロードし直す必要がない。ただし、どの料金プランや地域で使えるのか、GIFの長さやフレーム数、解像度の上限は発表に記載がなかった。
GPT-Image-2.6のFlareとSunburstの違い
2つのAPIモデルは、2.5で導入した役割分担を引き継ぐ。Flareはモデルページで「高速な反復作業向けの画像生成・編集」モデルと位置付けられた。Sunburstは精緻なビジュアル制作向けで、OpenAIは画質の向上と、編集を重ねても結果がぶれにくい一貫性を打ち出した。
変更履歴によると、両モデルとも複雑度の調整、SVG生成、アニメーションGIF生成に対応する。画像に印を付けて編集内容を指示するマークアップ編集は、2.5と2.6の両モデルで使える。
新設定「complexity」、既定値はhigh
OpenAIの画像生成ガイドによると、complexityはlow・medium・highの3段階である。指定しない場合、両モデルともhighで動作する。ガイドは「複雑度を上げると遅延が増え、意図しない変更が生じることがある」と注意を促し、この設定に追加料金はかからないとしている。描画品質は従来通りqualityで別に指定する。
コスト管理の面では見逃せない点だ。画像は出力トークンで課金される。OpenAIのフォーラムでは、ある開発者がmedium品質のテストで2.5は344トークン、2.6は1,136トークンを使ったと報告した。OpenAIが確認した数値ではない。
GPT-Image-2.6の料金
2.6のモデルページでは、100万トークン当たりテキスト入力5ドル(キャッシュ1.25ドル)、画像入力8ドル(キャッシュ2ドル)、画像出力30ドルとしている。料金ページの2.5のFlare・Sunburstと同額で、GPT-Image-2の画像入力4ドル・出力15ドルの2倍にあたる。利用にはAPIの組織認証が必要な場合もあるという。
背景:短くなる更新サイクル
2.6は、OpenAIのAPI変更履歴で今年3回目となるGPT Imageのリリースである。4月21日の「GPT Image 2」、9月8日の「Images 2.5」に続くもので、静止画からメッセージアプリやSNSで定番の動く形式へと領域を広げた。
今後の見通し
料金プランごとの提供範囲、GIFの制限、1枚当たりの費用はまだ明らかになっていない。2.6への移行を検討する開発チームは、既定のhighに任せずcomplexityを明示的に指定し、本番切り替え前に2.5と出力トークン数を比べておくのが望ましい。
よくある質問
ChatGPTでGIFは作れるのか。
作れる。Images 2.6から、テキストや画像をもとにGIFを作成でき、速度の調整やフレームごとの編集もできる。
FlareとSunburstは何が違うのか。
Flareは高速な反復作業向けで、最短6秒で画像を生成する。Sunburstは精緻な制作と、編集を重ねた際の一貫性を重視している。
GPT-Image-2.6は値上がりしたのか。
トークン単価は2.5と同じだ。ただし実際の費用は1枚当たりの出力トークン数で決まり、complexity設定が影響し得る。
参考資料
- Images, upgraded—introducing ChatGPT Images 2.6 — OpenAI Developer Community(2026年11月4日)
- Changelog | OpenAI API — OpenAI
- Image generation | OpenAI API — OpenAI
- GPT-Image-2.6 Flare Model | OpenAI API — OpenAI
- Pricing | OpenAI API — OpenAI
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