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ムーンショット、Kimi K2の新規提供停止 12月末に終了へ

中国のムーンショットAIは10月31日、Kimi APIの新規登録ユーザーへのK2シリーズ提供を停止し、12月末までにシリーズ全体を終了する計画を示した。移行先のkimi-k3.1-proは推論が常時オンで、既定の推論強度はmaxである。

中国のAI企業ムーンショットAI(Moonshot AI)は10月31日(現地時間)、Kimi APIの新規登録ユーザーに対するK2シリーズの提供を停止した。同社は2026年12月末までにK2シリーズ全体を終了する計画で、開発者に後継モデル「kimi-k3.1-pro」への移行を促している。既存ユーザーは当面、引き続き利用できる。

パソコンに向かって作業するプログラマー
Kimi K2でサービスを構築した開発チームは、約2カ月でAPI呼び出しをK3シリーズに移す必要がある(資料写真)。사진: Crew crew / 위키미디어 공용(CC0 1.0)

ポイント

  • 10月31日以降、Kimi APIの新規登録者はK2シリーズを利用できない。既存ユーザーには影響しないとムーンショットAIは説明している。
  • 同社は「2026年12月末までにすべてのK2シリーズモデルを終了する計画だ」とし、kimi-k3.1-proを推奨した。
  • K3.1 Proはモデル名を差し替えるだけでは済まない。推論(thinking)は常時オンで、推論強度の既定値は最大、サンプリング設定は固定されている。

Kimi K2終了、対象となるモデルは

ムーンショットAIはKimi APIプラットフォームのモデル一覧(Model List)ページで、「2026年10月31日から、K2シリーズのモデルは新規登録ユーザーには提供されない」と告知した。ただし、告知には個別のモデルIDは記されていない。

同ページの「提供終了モデル」欄には、すでにkimi-k2-0905-preview、kimi-k2-0711-preview、kimi-k2-turbo-preview、kimi-k2-thinking、kimi-k2-thinking-turboが並ぶ。kimi-k2.5は2026年8月31日に提供を終えたとページは記している。

一方、現行の一覧にはkimi-k2.6、kimi-k2.7-code、kimi-k2.7-code-highspeedというK2の番号を持つ3モデルが残る。料金ページは「K2シリーズのモデル」を26万2144トークンのコンテキストでひとまとめに説明しているが、12月の終了がこの3モデルにも及ぶかどうかはモデルごとに明らかにしていない。

K3.1 Proへの移行で変わる点

ムーンショットAIのK3.1 Proクイックスタートによると、APIは引き続きOpenAI SDKとapi.moonshot.ai/v1のアドレスで呼び出せる。クライアントコードの大半はそのまま使えるが、モデルの挙動は大きく異なる。

  • 推論をオフにできない。reasoning_effortはlow・high・maxの3段階で、既定値はmaxだ。遅延を抑えるにはlowを使うよう同社は勧めている。
  • サンプリングは固定。temperature 1.0、top_p 0.95、n=1、presence・frequency penaltyは0に固定されており、リクエストから省く必要がある。
  • 出力上限の既定値が拡大。max_completion_tokensの既定値は13万1072トークンで、最大104万8576トークンまで引き上げられる。K3シリーズのコンテキスト長104万8576トークンと同じで、K2シリーズ(26万2144トークン)の4倍にあたる。
  • 画像入力の方式が変わる。公開画像のURLは使えず、base64またはアップロードしたファイルIDで渡す。

Kimi APIの料金比較

AI Newswayが確認した時点で、ムーンショットAIの公式料金ページには価格表が表示されなかった。第三者の集計サイトBenchLMが10月29日に更新した100万トークンあたりの料金は次の通りである。同社によると、K3.1 ProとK3のバッチ処理は標準価格の60%となる。

Kimi APIの100万トークンあたり料金(BenchLM、2026年10月29日時点)
モデル入力キャッシュ入力出力
Kimi K3.1 Pro2.00ドル0.20ドル10.00ドル
Kimi K2.60.95ドル0.16ドル4.00ドル
Kimi K2.7 Code0.95ドル0.19ドル4.00ドル

実際のコスト差は表以上に開く可能性がある。K3.1 Proは常に推論トークンを生成し、既定では最大強度(max)で動くためだ。

背景

ムーンショットAIは10月下旬にK3.1 Proを発表し、完全なオープンウェイトを11月4日までに公開すると約束している。

今後の見通し

注目すべき日付は、K3.1 Proの重みが公開される予定の11月4日と、K2の提供が終わる見込みの12月末である。同社は正確な終了日をまだ公表していない。

よくある質問

すでにKimi K2を使っている。今すぐサービスが止まるのか。

止まらない。ムーンショットAIは10月31日の措置は既存ユーザーに影響しないとしている。ただし、12月末までにK2モデルをすべて終了する計画だ。

どのモデルに移行すべきか。

同社はkimi-k3.1-proを推奨している。2~3倍高速とされるkimi-k3.1-pro-highspeedやkimi-k3も利用できる。

参考資料

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チ
チョン・スン
AI Newsway · 開発者

AI Newswayの編集責任者です。AI、開発ツール、クラウド、生産性テクノロジーの記事を執筆しています。

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